NOBORDER社の「AIメディア®構想」にようやく世界が追いついてきた。理解力のない、ビジネスモデルの転換のできない日本のメディアからたたかれ続けて、10年、chat gptの登場によって、一気に世界は変わる。これでメディアも変わってくだろう。続けていてよかった。下記はNOBORDER社のHPに寄せた文だ。この10年間でAIメディアー®構想には4億円強、費やしてきた。ゴールではなくスタートだが、私上杉隆が何を目指していたか、そして何をやってきたのか、理解してもらえると思う。ぜひ読んでいただきたい。
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2014年より、私たちNOBORDER®は、多様性に富む「みらい」「世界」「ひと」をつくるため、「AIメディア®構想」を掲げ、Microsoft社や青山学院大学(三木義一学長)、AVATTA(霧島ローランド社長)とのミートアップ参加や共同開発準備などを経て、具体的な開発ロードマップの作成に入りました。2016年には、合同会社「iQβ」とともにAIテレビ®「ニューズオプエド®」を実験場として、AIニューズ®の番組実装に向けた開発を開始、試行、深層学習を繰り返し、同年、AIアナウンサー®の開発成功を皮切りに、AIスタジオ®、AI記者®などのβ版を次々と実装に成功、AIとメディアの融合に関しては他の追随を許さない地位を確立してまいりました。2018年には、京都にAIとすべての業種のマッチングを目指すコンサル会社「㈱AI SOLUTION KYOTO」を設立し、香港では、AIによる暗号通貨情報などの金融分析に特化した「ワールドコインニュース」の立ち上げ準備に入るなど、多角的なAI事業の拡大に入りました。
しかし、正直に告白すれば、その後、莫大なAI開発費とAIメディア®の運営によって経営が圧迫され、さらにAI開発以来続く、大手メディアなどの同業からの「妨害」や「抵抗」もあり、極めて険しい道のりが続いていまいりました。
とりわけ、2020年からのコロナ禍による大幅な減収によって事業の縮小や閉鎖を余儀なくされ、子会社の売却などによって、AIメディア®構想の事実上の「挑戦終了」の仮決定を余儀なくされる状況に陥っていました。
ところが、2022年11月30日、chat GPTの出現によって状況は一変します。圧倒的な自然言語処理技術能力を持つGPTの登場によって、AIメディア®構想は再び息を吹き返しました。そればかりではなく、OPEN AIのエコシステムに加わることで、構想スタート当初より、わたしたちの夢見ていた多様性のある「みらい」「世界」「ひと」の実現可能性が広がり、いや、確実になったのです。
AIメディア®構想は、10年ぶりにゲームに戻ることができました。ただし、それはもはや「構想」ではありません。ゴールのはっきりと見える「プロジェクト」になりました。よって、AIメディア®構想は、これよりAIメディアプロジェクトとして新しい段階に入ります。
私たちNOBORDER社は、創業以来希求してきた多様性のある言論空間の実現のためにも、積極的に「OPEN AI」のプロジェクトに参画し、引き続きより良き「世界」の構築を目指していくことを宣言します。
2023年2月 AIメディア®プロジェクト
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